未脱脂羊毛(みだっしようもう)とは
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![未脱脂羊毛とは](/wp-content/uploads/wool_img001.jpg)
未脱脂羊毛(みだっしようもう)とは獣脂を抜かない状態の毛のことです。羊の毛には多くの獣脂が含まれておりますが、この脂を抜かない、刈り取ったままの羊毛をこのような呼び方をします。
![未脱脂羊毛とは](/wp-content/uploads/wool_img002.jpg)
未脱脂羊毛(みだっしようもう)は、化学処理をしていないため、素材の堅牢度が保たれ、脂がある分身に着けるととにかく暖かい性質があります。
脂分は防水にも役立ち、水気をはじくので、英語では「バージンウール」や「オイルウール」とも呼ばれます。
![未脱脂羊毛とは](/wp-content/uploads/wool_img003.jpg)
羊の種類は全世界に5,000~6,000種類ほどあると言われております。
1頭1頭脂の含みが違い、多く含むものは濡れているのかと勘違いするほどです。
制作にはその素材を見極め、使い分けていかなければなりません。
手の感覚を通じて様々なことに気づかされます。
羊毛を糸にするまで
![未脱脂羊毛(原毛)を洗う所から作業が始まります。](/wp-content/uploads/wool_img004.jpg)
![着色は染料を鍋に入れ、湯の温度を上げて着色していきます。](/wp-content/uploads/wool_img005.jpg)
![干した後、一度乾かします。乾ききったものをカード機にかけます。](/wp-content/uploads/wool_img006.jpg)
![木製の紡ぎ機で糸を紡いで作品にしていきます。](/wp-content/uploads/wool_img007.jpg)